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CAD/CAMに特化した技工トレーニングセンターの挑戦
 

今後の歯科技工は大きく変化する

近年ではCAD/CAMの”進化”により歯科技工業界に大きな変化をもたらしている。平成26年度診療報酬改定によりCAD/CAMで製作されたハイブリッドクラウンが一部保険適用になり、歯科技工士として仕事をしていくうえでは絶対に無視出来ない時代になりました。
その次代の変化にいち早く対応し、CAD/CAMに特化した歯科技工士のトレーニングスクールの早稲田CADトレーニング&サポートセンターが開校されました。

 

ワセトレ1

 

実はこの学校は早稲田歯科技工トレーニングセンターとして現在でも世界で活躍している多くのセラミストを輩出してきた名門校として知られていた。その名門校が名前も教育内容も変更したというのは歯科技工士業界としては大きな事件でした。 CAD/CAMが”進化”したと言っても何が変わったのか?テレビなどで取り上げられているのはジルコニアやセラミックなどの歯冠修復の分野ばかりですが、CAD/CAMは他の分野にも対応しています。金属床やクラスプ、一部の矯正装置までも作ってしまいます。

今までは海外に歯科技工物の依頼をする場合は模型を海外に送って、製作して送り返すというように完成まで時間がかかっていました。しかし、最近は歯科医院で口腔内をスキャンして読み取り、そのデータを元に石膏模型を削りだす事が可能になりました。模型を送らずデータを送るだけで良いわけですから、大幅に期間が短縮されるようになりました。

 

ワセトレ2

 

CAD/CAMによりグローバル化はますます進んでいきます。 歯科技工士として生き残っていくためにCAD/CAMや3Dプリンターを使いこなすという事は不可欠です。『CAD/CAMや3Dプリンターの出現により歯科技工士が必要じゃなくなると世間で言われているが私は思いません』と同校の所長である榎本氏は言います。私自身も全く同じ考えです。CAD/CAMを活用出来れば作業時間が大幅に短縮されるので今まで歯科技工業界で問題になっていた”長時間労働”が解消されるかもしれません。そうすればCAD/CAMは脅威ではなく救世主になるかもしれません。

これからはCAD/CAMをいかに活用していくかが大切です。そのためにはCAD/CAMを使いこなせる歯科技工士が必要不可欠になってきます。 CAD/CAMの”進化”と同じく”進化”した早稲田CADトレーニング&サポートセンター、これからどんな歯科技工士を輩出していくのか楽しみです。
(2016.3.21)

 

 

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