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食事直後に歯を磨くと歯が損傷するというのは本当か?【歯科情報】
歯磨きの『常識』は間違っている?
食事の後の3分以内に歯磨きをする方が良いというのが今までの常識でした。しかし最近になって『すぐに歯磨きすることは良くないんじゃないか?』ということがテレビなどで言われるようになってきました。
食事をした後、口腔内は酸性度が上がり(phの低下)歯が脱灰してしまい、ミネラル質が溶出しやすくなります。そうなると虫歯になりやすくなってしまうというわけです。
そうならないように人体は唾液を分泌し『歯の再石灰化』を促します。
その『再石灰化』するタイミングの時やその前に歯磨きつまりブラッシングをするというのは『歯を傷つけやすくなっている状態』で刺激を与えるわけですから、良くないんじゃないか?と、言われだしたわけです。
また、食事をした後にゆっくりしていると再石灰化の主役とされる唾液が多く分泌されるので、せっかく多く分泌されるのに、そのタイミングでの歯磨きは良くないんじゃないか?という意見があったりします。
歯磨きをする良いタイミングはいつか?
ではいつ頃が良いのかというと、食後の酸性の口腔内の状態から、中性に戻る時間が30分ほどなので、その後に磨くと良いという意見があるらしいです。
食前に歯磨きする方が良いのではないかという意見もあるみたいですし『歯磨きのタイミング』必ずしも絶対こうでなければならない!!とは言えないかもしれませんね。
(2011.1.19)
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