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歯周病が原因で肺炎を引き起こす【歯科情報】
歯周病により引き起こしてしまう病気
歯周病と肺炎の関係性の説明の前に『歯周病ってどんな病気なの?』という方はコチラを御覧下さい。
歯周病と肺炎、一見まったく関係のない二つの病気だと思う方が多いかと思いますが、実は歯周病が原因で肺炎を引き起こし、そのせいで亡くなってしまったのではないか?という方が続出しているようです。
さて、ではどうやって肺炎になるのでしょうか?
それは、歯周病の患者さんで、尚且つ嚥下障害だった場合に多く起こります。嚥下障害の為、食べ物が食道に入らず気管に入り込んでしまい、その時に食べ物と同時に肺に歯周病菌が入り込んでしまいます。その歯周病菌が原因となって肺炎を引き起こすと考えられています。これを誤嚥性肺炎と言います。この誤嚥性肺炎というのは人工呼吸器を使っている患者が引き起こしやすいらしです。
歯周病が肺炎を引き起こすというよりは、歯周病によって肺炎を誘発させてしまう場合がある、という言い方の方が良いですね。
(2011.10.27)
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