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アルコールを摂取する人はしない人より歯周病が多い?【歯科情報】
お酒を呑むと歯周病になりやすい?
飲酒すると歯周病は悪化するのか?アンケート調査の結果ではアルコールを飲む人はあまり飲まない人に比べて歯周病になっている人の比率は多いということが分かりました。
ただそれは、ただの割合であって、もしかすると、よく飲酒する方は歯を磨かずにそのまま寝てしまっているから歯周病になるのかもしれないです。残念ながら、このアンケートでは詳しい事は分かりません。では直接的に、アルコールは
歯周病の進行等に影響があるのでしょうか?その部分を調べました。
歯や歯周組織にダメージを与えてしまうのか?
これは某大学の研究結果なのですが、歯周病の無いラットにアルコール摂取させると、水を摂取したよりも歯槽骨の吸収が著しく、歯肉の炎症性細胞の数が多くなっていたのです。
この研究結果から、アルコールの摂取は歯周病の進行や発症に直接的に影響がある可能性が高いということが分かりました。
しかし、これもまたこの研究結果というのは歯磨きをしなかった場合ですから、歯磨きをしっかりとすれば研究結果は変わってくるかもしれません。
この研究時、一緒に活性酸素の検査もした所、アルコールを摂取すると歯肉に活性酸素が多く作られていた事が分かりました。では、もしかすると活性酸素と歯周病との因果関係があるのかもしれません。
活性酸素と歯周病との因果関係については後日調べます。
(2012.1.31)
(2012.6.18追記)
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