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口臭予防に効果がある?リンゴの意外な働き【歯科情報】
口臭が気は必見!?リンゴの意外な働き
身近にある果物で”口臭予防にも効果があるんじゃないか?”とも言われているものがあります。それは前回、虫歯予防に効果があるという事でも記事にした”リンゴ”です。リンゴに含まれるどのような成分が口臭に対してどのような効果があるのでしょうか?
そもそも口臭の原因は何なのか?
口臭の原因には色々とあるのですが、口臭の主な原因は『メチルメルカプタン』という硫黄化合物です。この『メチルメルカプタン』は、口腔内中に生息している細菌が、唾液や食物残渣などの含硫アミノ酸を分解させる時に発生します。メチルメルカプタンは強烈な臭いを発し、その臭いは腐ったたまねぎの臭いと似ているようです。
ある実験で口腔内の細菌を含んだ唾液に、リンゴに含まれる”リンゴポリフェノール”を添加してみたところ、発生したメチルメルカプタンの50%以上もその発生を抑えたようです。このことから、リンゴには口臭を予防する効果があるといえます。
この”リンゴポリフェノール”は皮の部分に多く含まれていて、果肉に対して約4倍です。皮は剥かずに食べる方が口臭予防には良いみたいですね。
(2015.1.16)
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