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歯を失うと頭蓋骨が脆くなる?骨粗鬆症に!?【歯科情報】
自分の歯で噛むという事の重要性
噛むという行為は人が生きていくうえで、とても重要なことです。もちろん噛めなかったら食事をすることが出来ないのですが噛む事で頭蓋骨に適度な刺激を与えているのです。
ある研究でこういった結果が出ました。歯がしっかりと残っていて、自分の歯で噛む事が出来る方の頭蓋骨は骨密度(単位体積あたりの骨量)が高いですが、すべての歯が失われしまい噛む刺激が与えられなくなった頭蓋骨の骨密度はスカスカになっていて骨粗鬆症のようであったのです。
骨粗鬆症とは、身体の中にある骨が、カルシウムが減少することによって骨がスカスカになってしまい脆くなってしまった状態をいいます。
自分の歯が失われてしまうと、頭蓋骨がその骨粗鬆症のようになってしまうというのです。
噛むという運動は、毎日行われている行動ですが、実は噛むことにより歯からくる頭蓋骨に適度な圧力を加えて頭蓋骨を強くしているようです。
いつまでも自分の歯で噛めるように口腔内のメンテナンスをしっかりとしましょう。
(2014.6.6)
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