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歯の本数と認知症は関係あるか【歯科情報】
 

『認知症』それは人や場所や物事を記憶することが困難になる脳の病気です

認知症は『脳血管性認知症』や『アルツハイマー型認知症』という種類に分類されたりします。
この『認知症』と『歯の本数』が関係あるのではないかと言われています。

ある調査によると、70歳後半の健康方の歯の本数は平均9本だったのに対し『脳血管性認知症の患者』の歯の本数は平均6本『アルツハイマー型認知症の患者』の歯の本数は平均3本だったようです
また、同時に頭部をCTで撮影して脳の画像を調べたところ、歯の本数が少ないほど脳の委縮が進んでいるたようです。
これだけではハッキリとは言えませんが、もしかすると『歯で噛むことが脳を活性化させるんじゃないか?』と考えられます。

その調査とは別にある研究チームが、愛知県の65歳以上の健康な方、約4500人に歯の状態をアンケートした上で、その4年後の間に認知症を発症したかどうか調べたようです。
その結果『自分の歯が20本以上ある人』に対して『歯がほとんどなく、入れ歯も使っていない人』とでは後者の方が認知症になるリスクが1.9倍『自分の歯が20本以上ある人』『歯がほとんどなく、入れ歯を使っている人』とではリスクが1.2倍に高まっていたという結果が出たようです。
この結果により、歯の本数と認知症が関係するというよりも『噛む事』と『認知症』の関係のほうがあるのではないかと思いました。
歯を大切にして、なるべく歯が抜けないように努力し、もし抜けてしまっても『入れ歯』をはめるようにし、『しっかりと噛む』ことをすれば認知症のリスクは軽減できるのではないかと思いました。
(2011.1.22)

 

 

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