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哺乳瓶は早く卒業しないと虫歯になる?【歯科情報】
哺乳瓶が乳児に与える意外な影響
子育てをした事がある人で保健師さんに『哺乳瓶を早く卒業させてください』と言われた事がある方は結構多いかと思います。哺乳瓶を早く卒業しなくてはならない理由、哺乳瓶であげ続けると出っ歯や受け口になってしまうという理由の他に”虫歯になりやすくなってしまうから”というのがあります。では何故虫歯になりやすくなってしまうのでしょうか?気になったので調べてみました。
その原因として1番多くあげられていたのは”哺乳瓶だと飲みながら寝る場合が多いから”です。ストロー飲みだと当然ですが寝ながら飲む事は出来ません。しかし哺乳瓶だとくわえたまま寝る事が可能で、飲んでいる途中に寝てしまうとミルクが口の中溜まった状態になり、ミルクの糖分が歯にふれてる時間が長くなってしまうことにより虫歯になってしまいます。これを哺乳瓶虫歯(ボトルカリエス )といいます。
母乳の場合ももちろん同じ理由で虫歯になりやすくなってしまいます。歯が生えはじめたら飲ませながら寝かしつけるというのは可能であれば避けたほうが良さそうです。
乳歯の虫歯というのは永久歯にも影響を与えるため、早い段階で治療をすることが重要となります。乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすく進行が早いので、子供であっても定期的な検診というのはとても大切なので行なって下さいね。
(2016.4.7)
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