トップページ > 歯科ニュース
口腔内環境から幼児虐待を発見する【歯科情報】
義務化された定期歯科検診が虐待から救う
定期歯科検診で幼児虐待を発見しようという動きがあるようです。
殴られた痕などはもちろんの事、スプーンで強制的に食事を与えた傷や育児放棄(ネグレクト)も口腔内環境で分かってしまいます。
何故、育児放棄が分かるのか?と思われる方もいるかもしれませんが、幼児は自分ではしっかりと歯磨きが出来ない為、しっかり親が磨いてあげなくてはいけません。育児放棄すると、その子は虫歯だらけになってしまうのです。
殴られた傷や虫歯だらけの口腔内・・・想像しただけでも悲しくなってしまいます。
虐待相談件数は全国的に年々増えていて、過去10年間で4倍の数に増えてしまった県もあるようです。とても悲しい事ですね。
「幼児虐待発見マニュアル」のような本を制作して、歯科医師や歯科衛生士に配布するという動きもあるようです。
歯科医師や歯科衛生士だけでなく、地域みんなで幼児虐待を防止したいですね。
(2013.5.21)
【この記事を読んだ方におすすめ】
【注意事項】
管理人が今まで気になった歯科関連の記事を参考に掲載しています。もし記事の著作権に関して問題があり、削除依頼等がありましたらコチラにご連絡下さい。尚、当サイトに掲載している情報で被害や損害があっても当サイトは一切の責任を負いかねます。