歯科業界でITから革命を起こす!?
フィリピンで歯科業界に革命が起きるかもしれないと一部で注目されているという記事がありました。
それは2012年にCloudwalk Digitalによって設立されたDentist Palです。
この記事によれば「Dentist Pal」は、ウェブベースの歯科医向けツールで歯科医業務のデジタル化を目指しており、このツールを使えば歯科医はどこからでも患者の様々な記録やカルテにアクセス出来、さらには患者の支払いをチェック出来るという簡単な経理機能も備わっているようです。
さらに患者側のメリットとしては次回の診察予約の変更を行ったり、最寄りの歯科医院を検索して見つけることが出来ます。
「最寄りの歯科医院を見つける」というサイトは日本でも多くあり、正直言うと多過ぎで本当に信頼出来るサイトはどれか見極めるのが困難なくらいです。記事になるということはフィリピンでは画期的な分野なんですかね。
この「カルテをウェブ上で見れるようにする」というのは詳しい記述がありませんが、会員登録制ですので今までの他の歯科医院での治療の全ての記録が観覧出来るようになるというわけでは無さそうですね(間違っていたらすみません)。
そうなるとインターネット上にデータを保存して、どこからでも色々なデバイスで観覧する事が出来る「クラウド」と一緒のようなものかもしれませんね。
私が思うこのサイトの画期的な部分は「患者が次回の診察の変更がウェブ上で出来る」という事だったのですが、何故かその機能が現在では備わっておらず、歯科医しか登録出来ず、患者は登録出来なくなっているようです。
この記事では「患者側のメリットとしては次回の診察予約の変更を行ったり、最寄りの歯科医院を検索して見つけることが出来ます」って書いてあったはずなのに、どういう事でしょうかね。
フィリピンではデンタルIQが低いようで、絶対に治療しなくてはいけないと考えられていないようです。そのような国で歯科革命を起こすような事はどうやら難しそうですね。
(2013.9.1)
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