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薄毛に悩んでる人は虫歯にもなりやすい?【歯科情報】
薄毛と虫歯には意外な関係性がある??
髪を構成する重要な要素である『ケラチン』は細胞骨格を構成するタンパク質で、毛根の発毛にも作用します。ですのでケラチンに問題があれば抜け毛の原因にもなりうるのです。この事に関しては前回の記事の”歯の詰め物の影響で薄毛になってしまう?“でも述べています。
この『ケラチン』はエネメル質の有機成分としても大切なものでもあるようで、これなしでは歯の健康なエネメルを作ることができないようです。
皆さんが知っているように、エナメル質は体の中で一番硬い部分で、歯を虫歯から守る重要な物質です。もしケラチンに問題があればエナメル質にまでも影響してしまう可能性は高く、そうなると虫歯になりやすくなるという可能性は充分にあると言えます。
何度も出てきているこの『ケラチン』という物質は人によってそれぞれ『型』があるようです。あるアメリカの研究所によれば、髪にトラブルを抱えやすいケラチンの型というのが既に発見されており、しかもその型は、エナメル質の形成にも悪影響を与えることを発見したようです。
ケラチンの異変により薄毛に悩まされていた人は、虫歯にもなりやすいかもしれないなんて恐ろしいですね。
(2015.11.23)
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