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噛み合わせが悪いとアルツハイマー病になりやすい?【歯科情報】
噛み合わせとアルツハイマー病の因果関係
ある研究で、噛みあわせが悪いと、アルツハイマー病になる原因物質が増加するという驚きの発見があったようです。
その増加するという物質は『アミロイドベータ』というタンパク質です。
アルツハイマー病は、そのアミロイドベータが海馬に増え、蓄積していくと神経細胞に影響して記憶障害を起こすというのが、その一因とされています。
歯を削って噛み合わせをおかしくしたラットと、正常なラットをそれぞれ6匹づつ8週間飼育し、その後海馬を取り出してアミロイドベータの蓄積量を調べると、その結果、正常なラットに比べて噛み合わせの悪いラットは2倍、最大で7倍多かったようなのです。
その研究者たちは噛み合わせの治療をすることで、アルツハイマー病の予防や進行を抑えられる可能性がある、と言います。
(2011.12.31)
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