虫歯や歯周病、口臭などのトラブルの原因とは?
皆さんは年齢を重ねるごとに口臭がきつくなったと感じた事はありますか?口腔ケアの方法を変えていないのに虫歯になりやすくなったと感じた事はありますか?残念ながら年齢を重ねると口腔トラブルが起きやすくなってしまいます。では、何故そんな事になってしまうのでしょうか?
その原因の多くは『唾液の減少』によるものです。このサイトでは何度も唾液の重要性を書いてきましたが、唾液は口腔内を健康に保つ為にはとても重要です。もちろん歯磨きによるケアは必要なのですが、唾液は口の中を洗い流して口腔内を綺麗にしてくれます。それだけでなく歯の再石灰化にも重要な役目を担っているし、抗菌作用もあるし、消化作用もあるし・・・本当に重要な存在なのです。では何でその重要な唾液が年齢を重ねると減少していってしまうのでしょうか?
唾液減少の原因とは何か?
唾液の分泌量は体内の水分量に大きく左右されるのですが、年齢を重ね高齢になっていくと本来『からだの約60%が水分』だったのに『からだの約50%が水分』になってしまい、それによって唾液が減少してしまうと言われています。
それだけでなく年齢を重ねると持病を抱える方も多くなってくると思うのですが、その持病の薬の影響によって減少するとも言われております。他にも年齢を重ねホルモンバランスが崩れてしまった為に唾液が減少してしまうとも考えられています。
このように、年齢を重ねると唾液の減少により口腔トラブルが起きやすくなってしまうわけですので、若い人以上にケアする必要があるようですね。
(2015.1.11)
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